徒然妄想日記

腐った妄想を吐き出す場所。

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もうすぐ

もーすぐ七夕ですねー。
職場にも笹が準備されております。暇だったんで短冊にお願いごと書いておきました。
『幸せになれますように』って。笹のてっぺんに吊してみました。
あとは『世界平和』と『COOL☆ビズ』って書いておきました。
そんな私の部屋はクーラーでガンガンに冷えてます。
本当の願いごとは心の中に☆

先日は結局電車でも眠れず、30時間ほど不眠で過ごしたあと仕事終わってから爆睡したですよ。
眠れるっていいやね。

部屋の掃除してたらこんなの出てきました。
おさげエド

いつ描いたんだろー?
多分鋼にはまったばかりあたりなんじゃないかと思うんですが。はまりたての頃はエドも結構描いてたんで。

あと、高桂の小話書きました↓
高桂なのかなこれ。



夢の中でこだまする声。

????ココにキテ…。

俺はその声を何処かで聞いたことがある、……ような気がした。



【声】



雑多とした日々の中、虚ろに時は過ぎていく。人の心さえも無情で、流れに取り残された俺は一体何処に向かえばよかっただろう。


雑路の人込みの中で、俺はふと呼ばれた気がして振り返った。
数メートル離れた先に一人の長い髪の少年が立っていた。
少女かと見紛うほどのそれは、幼いながらも美しい容貌。
人の流れに飲み込まれることのないその存在は淡く、その場所だけ時が止まったかのようだった。
目が合ったのはほんの数秒だったかもしれない。
子供は淡い笑みを見せると、踵を返して人込みの中に消えていく。
待て、と呼ぶ声は喧噪の渦に掻き消されてしまう。
俺は子供を追い掛けた。


あと少し。
子供に手が届くところで、すい、と逃げられてしまう。時折子供は俺をチラリと振り返り、俺のことを確認しているかのようだった。何故、自分はこんなにも必死であんな子供を追い掛けているのか。
やめろ、馬鹿馬鹿しい、と自分に言い聞かせるものの、繰り出す足を止めることができない。
子供が振り返るたびに、僅かに視線が絡む。
気のせいか、少しずつ少年の表情が大人びていくような奇妙な感覚を覚えた。
捕まえて、捉えて、少年の顔をよく見たいと思った。

気が付けば、ある高い建物の屋上まで来ていた。立入禁止の札がかかった縄を越え、子供の足が止まる。
幾つもの階段を昇り、荒い息をつく俺とは対象的に子供には疲れた様子はない。
屋上の柵に肩があたるほどに追い詰めて、俺は子供を振り向かせた。

ひゅっ、と息をのむ。

艶やかな長い髪と強い眼差し。振り返ったその姿は、少年の面影を残す美しい男だった。
一瞬呼吸を忘れるほど見惚れた。それほどまでに美しかった。
俺は男を抱き寄せ、そして誘われるままに男の紅い唇に口付ける。

頭の奥で警戒音が鳴り響くのを俺は無視した。
理性など皆無だ。
柵に躯を預け、男の甘い唇を貪る。男が何か応えたようだった。

………ミシッ。

柵が大きく傾いだ。
あ、と思う暇もなく、俺とは男は空に投げ出された。一瞬の浮遊感の後、急速に落下していく。
俺は男を抱きしめたまま。
眼前に灰色の地面が迫る。

???ココにキテ。
???イッショに…。


夢と同じ声に閉じていた瞳を開く。
男が微笑んでいた。その笑みは堪らなく妖艶で美しい。

そして、俺は気がついた。

ああ。
この男は俺の死神だったのだ…。

だがもう、それもどうでもいい。俺を、連れていけ??……。




     そして、
       腕に残るのはひとひらの黒い、羽根。



【終】



何年か前に書いたSSをリメイク。少年ではなく少女でした。
斎木さんがこのお話を気に入ってくれてて、高桂で脳内変換してると言ってくださったので、高桂にしてみました。…高桂になってる?
というわけで、斎木さんへ捧ぐ。
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Author:kirika
煩悩と堕落。
好きなものは鶏からとカレーと抹茶のスイーツ。
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