徒然妄想日記

腐った妄想を吐き出す場所。

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指定型学園生活バトン

のえとさんからいただきました。ディーノでやったらいいと言われたんですが、ここはハボックでいきます。ロイの気持ちで答えたいと思います。ていうか、最初自分視点で答えてたんですが、自分が恋する中学生みたいで気持ち悪くなったので削除しました。それぞれ、SS風に答えてみました。そしたら思ってた以上に長くなりました(アホ)。色々と恥ずかしい感じの青春ハボロイです。



指定型学園生活バトン(ハボック篇)

あなたは『ハボック』と同じクラスになりました。

■あなたは『ハボック』と隣の席になりました。どうやって挨拶する?

4月。柔らかく陽光が学校の長い廊下を暖かく照らしている。ここには久しぶりに訪れたが、以前とあまり変わりがなさそうだ。
「よぉロイ!」
後ろから駆け寄ってくる気配に私が振り向くや否や、遠慮なく背中を叩かれて、私は盛大にむせた。
「…っ!ヒューズっ!」
「今日から登校だったのかよ!水臭ぇな!何だよ先に言えよ」
睨みつける私の視線にも臆せず、相手の男…ヒューズは楽しそうに笑うばかり。楽しそう、というか嬉しそうだ。そんな様子に私もつい苦笑してしまう。
「…ああ、久しぶりだな」
療養のために約半年以上も学校を休んでいた。そのために留年するはめになり、今日が初登校となる。すでに他の一年生は一週間前に入学を果たしていて、本当は同じ日に机を並べるはずだったのだが、丁度風邪をこじらせてしまい遅れての登校だった。
同学年だったヒューズは二年に進級しており、自分がヤツの後輩になるのだけは何だか悔しいような気はする。
ヒューズとは職員室の前で別れ、その後は担任と一緒に教室へと向かう。
教室に入り、1番最初に目を引いたのが彼だった。
背が高くて金色の髪がキラキラと光るのが綺麗だと思った。しかしくわえ煙草のやる気ない表情に、何となくよくない印象を受ける。煙草に火はついてなかったけれども。
慌てて席に着く生徒たちの中でものんびりとした態度でゆっくりと彼は自席に着いた。教師に連れ立って、現れた私に、教室中の生徒たちから好奇の目が向けられる。興味深々といったところだ。
「ロイ・マスタングです。訳あって、少し遅れての登校となりました。これからよろしくお願いします」
にっこり微笑んで言うと、大半の者の口からは感嘆とした溜め息が漏れる。ああ、さすがだ私。この笑顔で第一印象はばっちりだ。うん。…って何であいつはこっちを見ない。
一人だけ、どうでもいいように欠伸を噛み殺してるヤツがいる。さっきの金髪だ。別に男に興味を持たれたくもないけれど、何となくむっとくる。
「マスタング君の席はあそこです」
簡単な挨拶を済ませ、教師に示された席は彼の隣だった。私が無言で椅子を引き、席に着くと、ちらりと彼と目が合う。それまでは興味なさげにしていたくせに、ちょっとびっくりしたように目を瞬かせた彼は、次には「よろしく」と綻ぶように笑った。
その時、初めて私は彼の目が窓の外の青空のように青いことを知ったのだった。


■『ハボック』が教科書を忘れて困っているようです、どうする?

授業開始のベルが鳴り、ざわめいていた教室も教師が入室すると静かになった。半年ぶりに受ける最初の授業だというのに、それがハクロの数学だとは。まだ教職やっていたのかあのおっさん。こちらに気付いたハクロに殊更にっこりと微笑んでやると、ヤツは苦い顔になった。以前より私のことを気に入らなかったヤツのことだ。私が休んで一番喜んだのはきっとハクロだったろう。これから2年も彼の嫌味に付き合わされるかと思うと気が重いが、そこはしっかりと返り討ちにしてやるつもりだ。
「あれ?」
隣から間の抜けた声が聞こえて、横を見るとハボックが机やバッグの中を漁っているところだった。どうやら教科書を忘れたようだ。どうするのかと眺めていると、ハボックは焦る様子もなく「まいっか」と呟くと、さっさと机に伏せて寝る体勢に入ってしまった。
ちょ、待て。そんな態度に逆に私の方が内心慌ててしまう。他の教師はともかく、学年主任であるハクロは学生の授業態度に関しては容赦なく厳しいのだ。居眠りなどバレると後々永遠にねちねちイビられること必須。それを知ってか知らずか、ハボックはあっという間に寝息を立て始めた。
いや、そんなの私の知ったことではないし、放っておけばいいのだ。……いいのだが……。
ああ、もう!
「いてっ?」
私の教科書を投げて寄越すと彼の頭に上手く角があたってしまったらしい。痛みに目覚めたらしいハボックは手元に落ちた教科書を手にきょろきょろとあたりを見回した。
「これ、あんたの?落ちたよ?」
「バカ。忘れたんだろう、それを使え。私は一度受けた授業だから問題ない」
「ふぅん…?別に俺もいらねーけど…」
「アホか、睨まれるぞ。今後の学生生活楽しみたいならハクロの前ではおとなしくしてるに越したことはないぞ」
「それならあんただってコレないと困るっしょ」
と教科書を返そうとするハボックの手を制する。
「私はすでにハクロからは目をつけられているし、それは今更だ…」
「そこ、うるさいぞ!……何だマスタング…と、ああ…ハボックか」
ハボックとのやりとりは思いのほか声が大きかったらしい。壇上からのハクロに見つかってしまった。
「お前たち早速仲が良くなったというわけか。…マスタング、教科書はどうした」
「申し訳ありません。久しぶりの登校なので、今日の時間割を一日間違えていたようです」
立ち上がり、しらっと答えてやると、ハクロの眉がピクリと上がる。
「随分余裕だな。…丁度いい。立ち上がりついでにこの問題を解いてみろ」
いやらしくニヤリと笑ったハクロが黒板に示した数式は、一年前の授業では習わなかったものだ。どうやらカリキュラムが変わって、授業内容も違うようだ。それを知った上で私に解いてみろというわけだ。と、いうかこれは高1レベルの問題じゃない。…つくづくどうしようもない男だ。内心溜め息をつきつつ、壇上に向かう。ハクロはニヤニヤと見ていたが、黒板に埋まっていく式が進むにつれ、ハクロの顔つきが次第に引きつったものに変わっていく。やがて、黒板一面に式が埋まった。簡単な公式を使わずにあえて難解な式を使って解いた。この式を解読するのはちょっと難しい。
「……座れ」
顔を歪めたハクロが舌打ちとともに言った。くすくすと笑い声があちこちから聞こえて、うるさい!授業再開だ!などと喚いている。
「かっこいいっすねぇ」
「お前な…」
席に戻るとハボックが冗談めかして笑って迎えた。今日くらいは、ハクロとのめんどくさいやりとりはしたくなかったのに、とんだ体力使いだ。
「俺はとっくにあいつに目ぇつけられてんス。庇ってくれなくても今更だったのに」
「だったらそう言え」
すまなさそうにするわけでもなく、楽しそうに笑う男にこちらも呆れる。
「何か一年面白くなりそうっすね」
暢気に言った言葉に反論しなかったのは、何となく自分もそんな風に思ったからなのかもしれない。


■体育祭です『ハボック』は何の競技に出ると思う?活躍する?

5月に入り、体育祭の日程が決まると、それに向けて体育の授業はほとんどが体育祭の練習にあてられるようになった。競技に参加することができない私は仕方がないので、そのほかの準備の手伝いに回された。まるごと授業をサボるわけにはいかないので、グラウンドにこそ出ないものの、角の日陰でせっせと作業をしていたりする。
「それ何すか」
足元に影が差して、同時に頭上から声をかけられる。ハボックだ。さっきまでグラウンドを走っていたばかりの彼は何故か今は頭をずぶ濡れにしている。汗にしては濡れすぎだろう。
パタパタと落ちてくる雫を避けていると、察したハボックは「暑かったんで水被ってきました」と言うと、ぷるぷると頭を振って水を飛ばそうとする。
「犬かお前は!ちゃんとタオルを使え!」
立っていたハボックを座らせると、日よけに被っていタオルをかぶせるとワシワシとその頭を拭いてやった。
「いて!痛いっす!」
喚く声は無視していたのだが、タオルの隙間から覗いた顔があまりに近くて、何だか急に恥ずかしくなる。
後は自分でやれ、とタオルを投げた。
「…お前のせいで濡れたじゃないか」
ごまかすように作業を再開すると、「それナニ?」と再びハボックが覗き込んでくる。今はゲートに飾るペーパーフラワーを作っているところだったのだが、いくつかは水に濡れてしまった。説明すると、ハボックは紙花を一つ手にとると、真顔になった。
「あんた究極の不器用っすね」
ごいん。
「あいたー!!何するんすか!」
「うるさい」
殴られた頭を押さえるハボックの目がちょっと涙目になっている。見本にと渡された花と比べると確かに見栄えが悪いとは自分でも思うが…指摘されるとむかつく。これでも一生懸命やっているのだ。
「めちゃくちゃ難しい数式だってスラスラ解いちゃうくせに、案外こういうのは苦手なんですねぇ」
そんでもって見かけによらず結構凶暴、と呟いたので、もう一回頭をはたいてやった。
すっかり隣に座り込んだハボックは、濡らしたお詫び、と言ってピンクの紙を手にした。つい最近まで中学生だったくせに、その手は大きくてごつごつしていて、ピンクが凄く似合わないなと思ってつい笑ってしまう。ハボックこそ不器用そうに見えたが、出来上がった紙の花が見本よりも綺麗で、本物の牡丹みたいでびっくりした。
「お前こそ、見かけによらない…」
無骨そうな手が案外器用なのだと知った。呟くと「弟とかいるから実は折り紙得意っす」と笑う。
「あんたは競技全部見学するの?借り物競争とか球入れとかならできない?」
体育祭に私は出たことがない。病気のせいで貧血があるので走ったり体力を使うのは禁止されていたからだ。体育も遠足も、いつも私は見学だったり欠席をしているばかりで、スポーツを通して皆と一体感を味わうとかいう経験は皆無だった。走る姿を見て羨ましいは思うが、こればかりは仕方ないと諦めるしかなかった。
「長時間日差しの下にいるのがダメなんだ」
「そっか・・・じゃあ」
口元に手を当てて、真剣に何か考え込んでいるハボックはやがて振り返った。
「俺、最後のリレーでアンカーやるから、ゴールで待ってて。それくらいは大丈夫でしょ?」
「…は?」
「一番で走って、あんたにバトン渡してやるよ」
「な…っ」
冗談じゃない、何でそんなこととか色々言いたかったけど、すぐにハボックはグラウンドに呼び戻されてしまった。

体育祭当日。リレーに臨んだハボックはぶっちぎりの速さでゴールテープを切った。それを見ていた私はハボックが言ったようにゴール地点で待っていなかったのだが、ハボックはゴールのまま閲覧席にいた私目指して走ってきて、自分のはちまちを私に渡したのだった。
ゴールで待つより恥ずかしい思いをしたのは言うまでもなく、このことは後々ヒューズにからかわれ続けることになったのだった。


■文化祭です『ハボック』は劇に出ることになりました、何の劇で何の役?

私たちが通う国立東方高校は、体育祭と文化祭の両方を同じ年に行っている。もっとも、全員強制参加の体育祭とは違い、文化祭は文化部中心となり、クラス参加は別として体育部の面々は大抵免除されている。
「絶っ対にやんねーからな」
椅子に座ったハボックが、怒った様子でそっぽを向いている。普段飄々としていている彼がこんな風に感情を出しているのは珍しい。
「クラス全員で決めたことなんだから、文句言わないの」
ハボックの前で腰に両手をあてて立っているのは学級委員長のマリアだ。その後ろでは、そうそう、とクラスの女子たちが頷いている。
今日のホームルームの議題は文化祭の出し物決めだった。話し合いの結果(というかほとんど女子の一存で)決まったのは、演劇「ロミオとジュリエット」をするというもので。
ロミオ役は満場一致で私に決まってしまった。別に私が立候補したわけでもない。これも女子の一存であるわけだが、まぁ致し方あるまい。それもこれも私が魅力的なのがいけないのだ。
それはともかく。
「私も納得いかないな」
いや、ロミオはいいんだ。そうではなく。ハボックの配役が問題なのだ。
「何で俺がジュリエットなんだっつーの…」
……つまりはそういうわけだ。
これはハボックでなくても怒るだろう。女装をしろと言われているのだ。大体、どうして可愛い女の子じゃなくてごついこいつが私の相手役なのか。
「しょうがないでしょう。ロミオ役できるのってマスタングさんくらいしかいないんですから」
「そうそう。クサイ台詞を吐いても違和感ないのは貴方くらいですから」
「どういう意味だそれは…ってリザ!?」
一学年上のはずのリザが何故ここに?驚いていると、「ホークアイ先輩には舞台監督をお願いしたんです」とマリアが答える。
「別に俺がロミオやってロイがお姫様でもよくないっすか」
「「「却下!!!」」」
ハボックが提案するとクラス全員から声が上がった。その勢いに圧されてハボックと私は思わず後ずさりをする。
「とにかく…、ハボック君がジュリエットでロイさんはロミオ。異存はありませんね?」
リザの目が断ることを許さない。私たちは頷くしかなかった。
「因みに私の指導は厳しいですよ?」

…地獄の特訓の日々の始まり。

「ロイさんの相手役が普通の女の子だと女の子同士で揉めるし、かと言って女装させるとなると今度は男子同士が揉めるだろうし。こうなるとハボック君が盾となるしかないのよね」
「先輩に相談してよかったです」
リザとマリアがそんな会話をしていたのは、勿論知らない私たちであった。



まだ続きます。全部で14項目あるんです。あと10…!!
これバトンじゃない。すでにお題だ…!(笑)文が変でも読み返してないので許してね。
ロイとハボックを同学年にしないといけなかったので、ロイには留年してもらいました(無茶な!)
病気の設定は詳しくはしてないけど、血液疾患系で化学療法とかやってて大変だったということで。
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煩悩と堕落。
好きなものは鶏からとカレーと抹茶のスイーツ。
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